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試合中にケータイ鳴った…錦織、マナー違反で自滅

2009年02月18日 09:34

テニス

試合中にケータイ鳴った…錦織、マナー違反で自滅
１回戦で敗退した錦織
錦織、格下に不覚…１回戦敗退
　勝機はあった。だが、それをつかめないのが今の実力なのだろう。ストレート負けした錦織は「ミスが多かった。相手は大事なポイントでミスをしてくれない」と、自滅した試合を振り返った。
　第１セットは５―５で迎えた相手のサービスゲームで１５―４０とリードしながら積極性を欠いて、ものにできず、続くゲームはミスを連発。バグダティスのミスで先にブレークした第２セットも、勝負どころでストロークが乱れ、あっけなく逆転を許した。買ったばかりの携帯電話が第１セットのヤマ場で２度も鳴るマナー違反も犯し、主審から注意を受けて緊張感が途切れた。
　痛めていた右腕は回復に向かっているという。「サーブでスピードが出てきた」と光明が見えただけに「もっと試合がしたかった。試合で学べることがいっぱいあるから」と悔しさも募る。
　１年前のツアー初優勝で得たポイントを失い、世界ランクは９０位に急落したが「自分はまだトップ５０に入る選手ではない」と冷静に受け止める。停滞気味に映る現状も、一回り大きくなるために避けては通れない道と１９歳は考えているようだ。（共同）

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