A・マリー 連覇ならず 準々決勝でまさかストレート敗退

2013年09月07日 06:00

テニス

A・マリー 連覇ならず 準々決勝でまさかストレート敗退
男子シングルス準々決勝 ミスショットに声をあげていら立つアンディ・マリー
 全米オープンテニス第11日は5日、ニューヨークで行われ、男子シングルス準々決勝で2連覇を狙った第3シードのアンディ・マリー(英国)が第9シードのスタニスラス・ワウリンカ(スイス)に4―6、3―6、2―6で完敗した。
 悪夢のような完敗だった。1年前に自身初の4大大会制覇を達成したコートで4強を前に敗れたA・マリーは「こんな試合をしたのは恥だ」とふがいなさを嘆いた。

 世界10位のワウリンカの強打に防戦一方だった。互いにキープし合って4―5で迎えた第1セットの第10ゲーム。8度のジュースの末、最後は自身のフォアが長くブレークを許した。ラケットを叩きつけて壊し、ベンチでも大声を上げて取り乱した。

 ここ3年、4大大会の準々決勝までに敗れたことは1度だけ。久しぶりに味わう屈辱に「この2、3年はベストなテニスができていたが…。ストレート負けには失望した」と暗い表情で自らを責めた。

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