寺本明日香 貫禄トップ通過も淡々…床以外は「普通」

2014年05月11日 05:30

体操

寺本明日香 貫禄トップ通過も淡々…床以外は「普通」
平均台で華麗な演技を見せる寺本明日香
 体操の世界選手権(10月、中国・南寧)の代表選考会を兼ねた全日本選手権個人総合第2日は10日、東京・国立代々木競技場で女子の予選が行われ、初制覇を狙う寺本明日香(18=中京大)が55・750点でトップ通過を果たした。左足首捻挫の影響で痛み止めを服用しながらも、しっかりまとめた。昨年、最終種目で逆転し、初優勝した笹田夏実(18=日体大)が55・150点で2位。11日に男女の決勝が行われる。
 予選トップの寺本は「床はキレイにまとめられた。その他は普通」と淡々と振り返った。昨年は最終種目で笹田に逆転を許し「昨年は考えすぎてしまった。あすは(笹田と)同じ班で回るのが楽しみ」と意気込む。

 4月に中京大に入学し、現在は片道2時間かけて通学。「1度だけ真央ちゃんとすれ違った」と笑顔で話した。一方、2連覇を狙う笹田は「50点くらい。内容がいい試合ではなかった」。進学した日体大の学生や関係者から大声援を受け「迫力にビックリした」と目を丸くしつつも「あすは100%出して優勝したい」。2人の新女子大生が火花を散らす。

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