鈴木大地氏を委員長起用へ 東京五輪組織委のアスリート委

2014年09月09日 23:16

五輪

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が、新設するアスリート委員会の委員長に、1988年ソウル五輪競泳男子100メートル背泳ぎの金メダリストで、日本水泳連盟会長の鈴木大地氏(47)を起用する方向で調整していることが9日、複数の関係者の話で分かった。
 アスリート委員会は選手の意見を大会運営に反映させるために設置され、来年2月までに国際オリンピック委員会(IOC)に提出する大会開催基本計画の策定でも助言を行う。12日の理事会でメンバーが決まる。

 ソウル五輪で日本水泳界に16年ぶりの金メダルをもたらして高い知名度を誇る鈴木氏は、昨年6月に異例の若さで日本水連会長に就任した。役員として世界のスポーツ界での活躍が期待されており、東京五輪招致委員会では理事を務めた。

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