ノルディックスキーの世界選手権は18日、スウェーデンのファルンで開幕。ジャンプ女子で初の個人金メダルを狙う高梨沙羅(18=クラレ)は公式練習に臨み、20日夕(日本時間21日未明)開始の試合に向けジャンプ台の感触を確かめた。
3回の飛躍は89メートル、94メートル、93メートルで2、3回目にK点越え。「3本目で感覚を少しつかめた」と話した。世界選手権は初出場の11年が6位、13年の前回は銀メダル。三度目の正直での頂点へ「いつものW杯と全く同じわけじゃないけど、今は試合の一つと考えるようにしている」と淡々とした口調に決意をにじませた。