日本男子、女子に続き中国に完敗も39年ぶり銀メダル

2016年03月06日 22:29

卓球

日本男子、女子に続き中国に完敗も39年ぶり銀メダル
銀メダルに輝いた日本男子チーム(AP)
 卓球の世界選手権団体戦最終日は6日、マレーシア・クアラルンプールで行われた。77年バーミンガム大会以来39年ぶりに決勝進出を果たした世界チームランキング3位の日本男子は、同1位の中国と対戦。だが、王者の壁は厚く0―3のストレート負けを喫した。中国は8連覇を飾った。
 4大会連続銅メダルと、はね返され続けてきた準決勝の壁を乗り越え進んだこの日の決勝。69年ミュンヘン大会以来47年ぶりの金メダルを目指したが、あと一歩届かなかった。

 1番手で許シンと対戦した水谷隼(26=ビーコン・ラボ)は、第1ゲームの立ち上がりで3連続ポイントを奪われるなど劣勢。6―11で落とすと、第2ゲームは8―11。第3ゲームも粘りを見せながら8―11で落とし、ストレート負けを喫した。

 2番手で登場した吉村真晴(22=愛知工大)は馬龍に対し3―11、8―11、6―11で敗戦。

 追い詰められた日本。それでも3番手・大島祐哉(22=早大)がロンドン五輪金メダリストの張継科を相手に意地をみせた。第1ゲームを11―9で先取。その後は3ゲームを連取され敗れたが、大舞台で成長の跡を残した。

 ▼水谷隼の話 初めて世界選手権の決勝を戦い、ものすごく緊張した部分もあったが、非常にいい経験をさせてもらった。

 ▼吉村真晴の話 緊張もあったし、自分の思うようなプレーがまだまだできなかった。今後はそういうところを見直したい。今回の経験は大きな収穫だと思っている。

 ▼大島祐哉の話 準決勝よりは自分のプレーができたかなと思う。まだまだ中国選手との差は大きい。これからもっともっと自分を高めていかないといけない。

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