新国立聖火台の設置場所 馳文科相、4月下旬に方針決定意向

2016年03月06日 19:30

五輪

 馳浩文部科学相は6日、新国立競技場の聖火台の設置場所を考慮せず建設計画を進めてきたことが表面化した問題で、主要組織のトップによる調整会議の重要事項の協議について「連休前に一から十まで決めるものではない。方針を決めようということ」と話し、4月下旬には方針を決定する意向を明らかにした。視察先の岡山県倉敷市で記者団の質問に答えた。
 馳文科相は設置場所について「聖火台の大きさや重さ、燃料など配慮する事項があるので、より専門的な技術者も入り、開、閉会式の演出も踏まえた上で最終的に決める」とも述べた。

 2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムの新国立競技場をめぐっては、建築家の隈研吾氏らのグループが手掛けた現在の計画では、スタンドは木材が使われる屋根で覆われる構造となっており、聖火台の設置は消防法上、問題となる懸念が出ている。

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