スパーズ“2強”対決制し6連勝!ブルズに並ぶ歴代2位の通算44連勝

2016年03月20日 15:28

バスケット

スパーズ“2強”対決制し6連勝!ブルズに並ぶ歴代2位の通算44連勝
26得点13リバウンドと活躍したスパーズのオルドリッジ(左)(AP)
 NBAは19日に各地で9試合を行い、勝率が8割を超えている今季の“2強”が激突したサンアントニオでの一戦は、地元のスパーズが87―79(前半43―37)でウォリアーズを下して6連勝で59勝10敗。今季のホームは35戦全勝で、昨季からはブルズが95年から96年にかけて樹立している歴代2位の通算連勝記録(44)に並んだ。
 試合ではフォワードのラマーカス・オルドリッジ(30)が26得点13リバウンドを稼ぎ、カワイ・レナード(24)も18得点14リバウンドと活躍。チーム・リバウンド本数では53―37と圧倒して得意のロースコアに持ち込んだ。

 今季最少得点に終わったウォリアーズの連勝は7で止まって62勝7敗。敵地でのこのカードは97年2月14日を最後に白星がなく、今季のリーグ全体首位チームでありながら、リーグ・ワーストになっている単一ロードの連敗記録は「33」に伸びた。

 得点部門で1位(30・3)に立っているステファン・カリー(28)はスパーズのダニー・グリーン(28)らに圧力をかけられて14得点。3点シュートは前半で7本すべてを失敗し、結局12本放って1本しか決めることができなかった。11本の失敗は自己ワーストに並ぶ不名誉な記録。前日のマーベリクス戦ではクレイ・トンプソン(26)と2人だけで計16本の“長距離弾”を成功させたが、この日はともに1本だけという寂しい結果に終わった。

 両者は今季1勝1敗。4月7日はウォリアーズが今季32戦全勝(通算50連勝)と不敗を誇っているオークランドで、同10日は再びサンアントニオで顔を合わせる。

 西地区全体3位のサンダーはサンダーは敵地インディアナポリス東地区全体7位のペイサーズに115―111(前半64―54)で競り勝って4連勝で48勝22敗。ケビン・デュラント(27)が33得点13リバウンドをマークすれば、ラッセル・ウエストブルック(27)は14得点11リバンド14アシストで2試合連続、今季14回目のトリプルダブルを達成してチームを引っ張った。

 ペイサーズは36勝33敗。ポール・ジョージ(25)が3点シュート4本などで今季自己最多にあと3得点と迫る45得点をたたき出したが、サンダーの二枚看板に押し切られた。

 東地区全体3位のホークスはアトランタで日市区全体7位のロケッツに109―97(前半52―58)で勝って5連勝で41勝29敗。センターのアル・ホーフォード(29)が22得点、ベンチから出たティム・ハーダウェイJr(24)が20得点をマークして勝利に貢献した。

 ロケッツは35勝35敗。ジェームズ・ハーデン(26)は25得点8アシストを稼いだがホークスの総合力の前に屈する形となった。

 なおヒートのドウェイン・ウェイド(34)はキャバリアーズ戦で24得点をマーク。史上41人目となる通算2万得点(2万11)を達成した。844試合目での大台到達は21番目のスピード記録。

 <その他の結果>

ナゲッツ(29勝41敗)101―93ホーネッツ(39勝30敗)、ピストンズ(36勝34敗)115―103ネッツ(19勝50敗)、ウィザーズ(34勝35敗)99―89ニックス(28勝42敗)、ブルズ(35勝33敗)92―85ジャズ(33勝36敗)、グリズリーズ(40勝30敗)114―102クリッパーズ(43勝25敗)、ヒート(40勝29敗)122―101キャバリアーズ(49勝20敗)

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