ウォリアーズ 第4Q逆転で連勝、トンプソン27得点 ヒートは先勝
2016年05月04日 15:59
バスケット
試合は第3Q終了時点で11点を追う展開。しかし第4Qに投入した控えセンターのフェスタス・イジーリ(26)が好守両面で活躍して流れを変え、6分30秒にトンプソンが3点シュートを決めてこの試合初のリードを奪った。その後連続10点をマークして形勢逆転。カリーは敵地ポートランド(オレゴン州)で行われる第3戦(7日)への出場を希望しているが、もともと全治4週間と診断されているだけに早期復帰は微妙。この日の勝利でもう1試合、様子を見る可能性も大きくなった。
トレイルブレイザーズは2月19日のこのカードで51得点を挙げたダミアン・リラード(25)が25得点、C・J・マッカラム(24)が22得点を稼いで第3Qまでは試合を優位に進めたが、勝負どころの第4Qは12―34。残り5分からはわずか5点しかマークできず、ウォリアーズの勢いに押されてしまった。
一方、東地区3位のヒートは敵地トロント(カナダ)での準決勝第1戦で2位ラプターズを延長の末に102―96(前半41―43、延長12―6)で退けて先勝。ゴラン・ドラギッチ(29)が26得点を稼ぎ、ドウェイン・ウェイド(34)は24得点中7得点を延長にマークしてロードで貴重な白星をもぎとった。
ウェイドのプレーオフでの通算得点はこれで3638。エルジン・ベイラー(元レイカーズ)を抜いて歴代16位に浮上し、15位のスコッティー・ピッペン(元ブルズほか)まであと4点と迫った。
1回戦でペイサーズを最終戦で下し、チーム史上初めて7試合制のプレーオフで勝ったラプターズは1万9800人のファンが声援を送ったが苦杯。87―90で迎えた第4Q終了直前、球宴に出場したガードのカイル・ラウリー(30)がハーフライン手前からブザービーターを決めて相手を延長に引きずり込んだがその「運」を生かせなかった。
今季平均21・2得点を記録したラウリーは結局43分出場して7得点どまり。今ポストシーズンで“平均点”をクリアしたのは1試合しかなく、8戦目で初めて2ケタ得点を達成できなかった。
レギュラーシーズンで39%あった3点シュートの成功率はプレーオフで16%にまで低下。この日はデマー・デローザン(26)が22得点、ジョナス・バランチューナス(23)が24得点14リバウンドをマークしたものの、チームを支えてきた攻撃型司令塔の不振が際立っている。
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