太田 吉兆!?公式ユニホーム電車の網棚に置き忘れ

2016年07月11日 06:23

レスリング

太田 吉兆!?公式ユニホーム電車の網棚に置き忘れ
アントニオ猪木の闘魂ビンタの威力に驚く太田忍
 これも金メダル伝説の序章か?リオ五輪に向けた日体大レスリング部の壮行会が都内で約200人を集め、グレコローマン59キロ級代表の太田忍(22=ALSOK)ら3選手が出席して行われた。
 壇上の馳浩文部科学相はにやりと笑った。「太田君、ユニホームどうしたの?試合会場ではつりパン(試合着)忘れないように」。この日、東急田園都市線で会場に向かった太田は、電車の網棚に日本選手団の公式ユニホームを置き忘れた。「あっ!と気づいた時にはドアが閉まっていた」。幸い乗り入れている半蔵門線の住吉駅に届けられたが、1人だけ借り物スーツで参加。

 しかし、レスリング界には心強い“伝統”もある。64年東京五輪の吉田義勝が電車、88年ソウル五輪の小林孝至が電話ボックスに金メダルを忘れた過去があり、レスリング協会の福田富昭会長は「これで金メダルであります」と太田の金奪取を宣言した。アントニオ猪木氏からビンタで闘魂を注入された太田。「リオが終わったら赤いジャケットに白いスラックスを着て、金メダルを持って皆さんにご報告させていただきたい」とあいさつし、閉会後に住吉駅へ向かった。

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