敏京、粘って17位 リオ目標は金メダル!自信「あります」
2016年08月02日 05:30
ゴルフ
リオデジャネイロ五輪代表の野村敏京(23=フリー)は71で回り、通算5アンダーの17位に終わった。ほかの日本勢3人は77で回り、宮里美香(26=NTTぷらら)は通算3オーバーの58位、西山ゆかり(34=アマダホールディングス)は通算4オーバーの60位、鈴木愛(22=Salesforce)は通算5オーバーの65位。単独首位で出たアリヤ・ジュタヌガーン(20=タイ)は72で通算16アンダー、タイ出身者では男女を通じて初のメジャー制覇を遂げた。
野村は不満を隠そうともしなかった。4日間オーバーパーなしで回り、17位。だが優勝者とは11打差もあり「13番の3日間のボギーと、14番の2日間のボギーがもったいない」と振り返った。
ピンを狙うショットが何度もはね、バーディーは2つにとどまった。だがパーオンに失敗した18番は5メートルのパーパットを気合でねじ込んだ。アンダーパー。メジャー優勝からトップ10入りと下方修正した目標にも届かなかったが、崩れず粘る姿勢は今季2勝の底力だ。
約2週間のオフは本拠地のハワイに戻り「おいしい物を食べたり、いい景色を見たりしてリラックスしたい」と休養に充てる。そしてリオデジャネイロ。「目標?金メダルです」と言い切り、自信の程を尋ねられると「あります」と即答した。
周囲に惑わされず、マイペースを貫ける23歳。初めての大舞台での目標もぶれずに金メダルだ。
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