錦織、開会式スルー!マリー&ナダルは旗手だけど…3度目五輪本気
2016年08月05日 05:30
テニス
五輪初出場の08年北京は世界124位。12年ロンドン五輪は世界17位の第15シード。第4シードで迎えるリオは、まぎれもないメダル候補だ。その状況を理解してこそだろう。日本代表スタッフによれば、錦織は3度目の夢舞台で初めて開会式に出ないことを決断した。リオ入りした3日に「こういう機会は4年に1回しかない。僕自身も楽しんで1週間を過ごしたい」と話したが、楽しいのはまず結果が伴ってこそ。開会式は前後の移動も含め毎回長時間拘束され、ロンドンは式だけで約4時間を費やした。
参加すれば気持ちは盛り上がるに違いないが、調整との両立は難しくなる。同じく大会序盤の競泳、体操、柔道、卓球なども日本選手はほとんどが参加しない予定。テニスではA・マリーやナダル(スペイン)はいずれも旗手として開会式に参加し、ジョコビッチも参加に意欲を見せているのに対し、錦織は試合への調整を最優先する。
錦織はリオ入り後に早くも会場で練習をこなし、コートやボールの感触を確かめた。日本代表の植田監督はコートについて「ロジャーズ杯に比べるとかなり遅い。ボールは重くて、サーブは跳ねる。ストローカーにはやりやすいんじゃないか」と語っている。環境とコンディションが整えば、それだけメダルの可能性も膨らんでくる。
おすすめテーマ
2016年08月05日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
瀬戸、萩野に勝利宣言「真のチャンピオンがここで決まれば」
-
海老沼、初戦で日系ブラジル選手と対戦 近藤、初戦は難敵か
-
内村、加藤が予選全6種目出場 白井は床と跳馬
-
【400M障害】久保倉里美 ミセスで3度目夢舞台 感謝刻み「出し尽くす」
-
宇津木氏これからが勝負!子供たちの夢つなぐため今こそソフト普及
-
平昌五輪、順調を強調 組織委がリオで記者会見
-
錦織、初戦の相手ラモスを警戒「ここの遅いコートは彼が好き」
-
バッハ会長、東京五輪追加種目を評価「革新的で面白い競技加わった」
-
史上最強短距離陣 400Mリレー2大会ぶりメダルへ「いい感じ」
-
山口怜央が高校横綱 卓球団体女子は四天王寺4連覇
-
追加種目は有望競技ばかり…複数のメダル獲得に期待
-
豪栄道 期待の力士に胸貸した!秋場所へ「体調管理を徹底」
-
千代鳳、黒浴衣で師匠に奮起誓う「できる限りのことやりたい」
-
日本代表No・8マフィ SRレベルズ来季加入「自分の力を試す」
-
大山、首痛は大丈夫 五輪前最後の実戦へ目標10位以内
-
丸ちゃん代表HCが盛り上げる「選手がやりやすいように」
-
4年後38歳の上野 現在リハビリ中も「東京目指してやろうかな」
-
浜村&我妻「うれしい」4年後へ気合「自分たちが中心に」
-
“サーフィンの申し子”大橋 亡き父と親子2代の夢「かなった」
-
“空手界のきゃりー”植草も綾瀬はるか似の清水も正式採用に感激
-
スポーツクライミング 19歳野中「責任感じた。メダル狙いたい」
-
スケートボード「Xゲーム」金の16歳中村「日の丸を背負って」
-
佳純も愛もいきなり難敵!連続メダルへ団体も“いばらの道”
-
愛、日本の顔として公式会見呼ばれた!打倒・中国へ決意語る
-
男子は初メダルへ“幸運” 水谷「当たる相手は全員、分がいい」
-
錦織、開会式スルー!マリー&ナダルは旗手だけど…3度目五輪本気
-
北京金のナダルは2カ月ぶり復帰戦 手首に「悪化はない」
-
シンクロ“難敵”突風対策も万全 井村HC自信「調子戻ってきた」
-
フェルプス「夢が実現」米国の旗手 ジョコとエール交換も
-
内村、転倒&尻もちも…本番が照準「練習は良くなくていい」
-
白井「高得点が望める」団体では新技封印、3回ひねりを選択
-
柔道男子3選手出発 羽賀吉兆?“当たり”シャツでメダル獲りへ
-
錦織「勇気出なかった」選手村でボルトと遭遇も写真撮影頼めず
-
清水咲子、萩野との“共闘”誓う 結果で師匠に恩返しを
-
高藤、近藤が金へ決意 柔道代表が練習を公開
-
サマランチ氏らが新副会長に IOC総会で役員改選