シンクロ“難敵”突風対策も万全 井村HC自信「調子戻ってきた」

2016年08月05日 05:30

アーティスティックスイミング

シンクロ“難敵”突風対策も万全 井村HC自信「調子戻ってきた」
試合会場で調整するマーメードジャパン(AP)
 2大会ぶりのメダル獲得を目指すシンクロナイズドスイミングのリオ五輪代表が3日、試合会場で調整し、井村雅代ヘッドコーチは「3日間ぶっ通しで練習したから、やっと調子が戻ってきたかなという感じ」とうなずいた。
 7月29日にリオ入りしてからオフはない。毎日のように井村節が場内に響き渡る。同じプールで練習したエジプト選手が自分たちが怒られていると勘違いするほど鬼の形相。時差ぼけの影響で完成度も低かったが「(時差ぼけは)今日ぐらいから大丈夫」と井村氏。体調も回復し徐々に本番にピークを合わせていく。

 屋外プールに突風が吹き付けると、会場のライトがガランガランと音を立てて激しく揺れる。突風は水面にさざ波をつくり選手のプール内の位置取りに影響が出る。「(注意点は)風。ただ、グアム(合宿)で突風の中でもやってきた」と見えない敵を警戒しつつ、対策も練ってきたことを明かした。

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