今井月、2冠!リオの雪辱 200個メで大会新、五輪タイム超え

2016年09月12日 05:30

競泳

今井月、2冠!リオの雪辱 200個メで大会新、五輪タイム超え
少年女子B200メートル個人メドレーで優勝し笑顔の愛知・今井月=盛岡市立総合プール
競泳2016希望郷いわて国体 少年女子100メートル平泳ぎ、200メートル個人メドレー
(9月10日 盛岡市総合プール)
 リオデジャネイロ五輪代表の今井月(るな、16=愛知・豊川高)が少年女子B100メートル平泳ぎと同200メートル個人メドレーを制した。200メートル個人メドレーは、リオ五輪準決勝のタイムを0秒60上回る大会新の2分11秒93で優勝。シーズン最後のレースで来季へつながる泳ぎを見せた。

 16歳に笑顔が戻った。一瞬で終わった夢舞台から約1カ月。リオ五輪を上回るペースで今井が飛ばした。前日には同学年の池江が50メートル自由形の日本記録を更新。「(日本新)何回、出すんだよ」と仲間の活躍に刺激を受け、2種目を制して存在感を示した。

 忘れられない夏になった。初の五輪では200メートル個人メドレー準決勝で敗退。予選よりもタイムを落とす結果となり「悔しい思いをしたまま終わった。改めて強くなりたいと思った」。流した涙は次なるステージへの原動力となっている。

 来季は世界選手権の代表入りが目標。「やっぱり平泳ぎで代表に入りたい思いは強い」。得意の平泳ぎの強化はもちろん、個人メドレーのレベルアップのため、自由形短距離にも挑戦する方針だ。

 ▽少年女子B100メートル平泳ぎ決勝 (1)今井月(愛知・豊川高)1分8秒55(2)宮坂(埼玉・春日部共栄高)1分9秒64(3)吉田(神奈川・秦野西中)1分10秒60
 ▽少年女子B200メートル個人メドレー決勝 (1)今井月(愛知・豊川高)2分11秒93=大会新(2)小嶋(大阪・近大付高)2分13秒52(3)酒井(埼玉・土合中)2分15秒41

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