パラ男子400リレー銅 五輪銀に刺激 アンカー山本「最高!」

2016年09月14日 05:30

陸上

パラ男子400リレー銅 五輪銀に刺激 アンカー山本「最高!」
<男子400メートルリレー(切断などT42―47)>銅メダルを獲得し、笑顔でポーズをとる(左から)芦田、佐藤、多川、山本
リオデジャネイロ・パラリンピック
(9月12日)
 陸上男子400メートルリレー(切断など)で日本は4着ながら、トップでゴールを切った米国が失格したため3位に。アンカーを務めた山本は「最高です」と喜びを爆発させた。

 8月にこれまで第1走者だったエース多川と第3走者の芦田を入れ替えたことが好結果につながった。多川が引き継ぎ区間終了地点ぎりぎりまで走ることで、アンカーで最も障がいクラスの重い山本の負担を軽減。「僕らでつくった貯金を山本さんに使ってもらった」と多川は説明する。

 リオ五輪の男子400メートルリレーで日本男子が銀メダルを獲得したことも4人を後押しした。「僕らもやれると信じていた」と芦田が話せば、佐藤圭も「勇気をもらった」と続けた。走力は劣ってもチームワークでメダルを勝ち取ったことは五輪もパラリンピックも変わらなかった。

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