横審“不思議な大関”稀勢の里に注文の嵐 和製横綱へ期待の裏返し
2016年11月29日 05:30
相撲
稀勢の里は2勝差ながら優勝した鶴竜に準ずる成績となった。来年初場所(1月8日初日、両国国技館)後の横綱昇進について、日本相撲協会審判部は全勝などハイレベルな優勝の場合は可能性があるとしているが、守屋委員長も同様の見解だ。終盤に1差に迫ったもののトップには立っていないだけに「今場所は優勝争いに絡まず準優勝。もろ手を上げて綱獲りとは言えない」と説明。来場所全勝優勝なら「(昇進は)あり得る」としたものの、12勝ないし13勝の優勝については「もろ手を上げて賛成とは言えない」と私見を述べた。一部の委員には全勝優勝でも見送るべきという声もあったもようだ。
期待が大きいからこそ、誰もが横綱と認める成績が求められる。稀勢の里は「不思議な大関」から脱却しない限り、綱は見えてこない。
▼16年の稀勢の里の成績 6場所合計69勝21敗。相手の地位別では、平幕に30勝9敗(勝率・770)、三役に18勝2敗(・900)、大関に13勝2敗(・867)、横綱に8勝8敗(・500)
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