東京五輪ボート会場は海の森整備 バレーの結論先送り 4者会合
2016年11月29日 14:46
五輪
ボート、カヌー・スプリント会場は費用や立地を理由に判断された。小池知事は長沼ボート場は五輪の事前合宿地として活用が可能との認識を示し、IOCのコーツ副会長も「長沼の活用を約束する」と述べた。「海の森」は仮設主体での整備費用は当初の491億円から298億円に削減可能とした。水泳会場は観客席を2万から1万5千席に減らし、大会後に規模を縮小する「減築」も取りやめるなどして683億円から514億円への削減を見込んだ。2会場の削減額は最大で362億円になる。
バレー会場について、IOCのデュビ五輪統括部長は、横浜アリーナは周辺スペースの確保や観客のアクセスなどの課題を挙げた。横浜市や周辺の地権者との合意も不可欠とした上で「クリスマスまでに相当な努力が必要だ」と指摘した。
大会予算は組織委の武藤敏郎事務総長が「現時点で2兆円を切る見込み。今後もコストカットに向けた努力を続ける」と報告し、公表は年明けになる可能性を示唆した。コーツ副会長は「上限が2兆円でも高すぎる」と述べ、さらなる削減と予算の早急な提出を求めた。
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