無良が自己ベスト更新、男子SP首位発進 フィギュア全日本選手権

2016年12月23日 21:18

フィギュアスケート

無良が自己ベスト更新、男子SP首位発進 フィギュア全日本選手権
SPで華麗な演技を見せる無良 Photo By スポニチ
 フィギュアスケートの全日本選手権第2日が23日、大阪・東和薬品ラクタブドームで行われ、男子ショートプログラム(SP)は無良崇人(25=洋菓子のヒロタ)が国際連盟(ISU)非公認ながら“自己ベスト”を更新する90・34点で首位発進した。宇野昌磨(19=中京大)が88・05点で2位、田中刑事(22=倉敷芸術科学大)が85・68点で3位。4連覇していた羽生結弦(22=ANA)はインフルエンザで欠場している。
 無良は4回転トーループでバランスを崩すも着氷。続くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は高いジャンプで見事に成功した。3回転ルッツ−3回転トーループもしっかりとまとめる。終盤、躍動感あふれるステップで観客を魅了し、ほぼ完璧な演技を披露した。

 2週前のGPファイナル3位の宇野は冒頭の4回転フリップでバランスを崩し、予定していた高難度の3回転トーループとの連続ジャンプにできず。その後の4回転トーループで転倒し、SPで1つは入れなければならないコンビネーションジャンプを決められず出遅れた。

 田中は4回転サルコーは耐えきれず着氷が乱れたが、トリプルアクセルは成功。ミスを最小限に抑え情感あふれるタンゴで観客を魅了した。

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