山下美夢 やっぱり来た、2位浮上 最終日最終組は日韓女王対決

2024年05月05日 04:43

ゴルフ

山下美夢 やっぱり来た、2位浮上 最終日最終組は日韓女王対決
10番、ティーショットを放つ山下美夢有(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー ワールド・サロンパス・カップ第3日 ( 2024年5月4日    茨城県 茨城GC東C=6665ヤード、パー72 )】 8位から出た昨季年間女王の山下美夢有(22=加賀電子)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算7アンダーでトップと3打差の2位に浮上した。首位には昨季の韓国ツアー賞金女王の李叡源(イ・イェウォン、21=韓国)が立ち、最終日は最終組で日韓女王が優勝を懸け、直接対決する。
 やはり日本の女王がV戦線に浮上した。山下は1番パー5で残り38ヤードを58度のウエッジで1・5メートルに寄せてバーディー発進。2番パー3でもカラーから13メートルをパターでねじ込んでスコアを伸ばすと流れに乗った。2位に浮上し、「ショットが安定して縦距離も合ってきた」と納得の表情を見せた。

 16番のボギーは痛かったが、首位と3打差。最終日は韓国の賞金女王と最終組で直接対決する。李叡源は韓国で「メンタル・クイーン」の異名を持ち、この日は安定感のあるゴルフで首位に立った。

 日本のエースとして「難しいセッティングでもマネジメントすればチャンスは来る。自分を信じてプレーしたい」と逆転へ意欲。ポイントの大きいメジャーに勝てば、パリ五輪出場争いで、現在の日本勢4番手から出場圏内の2番手も視野に入る。西コースで行われた22年大会に続き、東コースでも勝てばツアー初。「2年前に優勝した時は自信になって後半戦も良い感じで回れた」。ここから女王の反撃が始まる。

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