若狭東 先制トライも強豪の壁厚く…辻井副将「この悔しさを忘れるな」

2016年12月28日 13:57

ラグビー

 【第96回全国高校ラグビー第2日   若狭東10―54仙台育英 ( 2016年12月28日    東大阪市・花園ラグビー場 )】 死力を尽くしたが、強豪校の壁は厚かった。試合開始2分、敵陣5メートルタッチライン左でのラインアウトからのモールを押し込み、No.8安藤が先制トライ。FW陣の平均体重は約72キロ。出場校中最軽量のFW陣も粘り強いディフェンスを見せたが、最後はフィジカルの差が露呈し、計8トライを奪われた。
 敗れはしたが、スタメン10人が2年生だけに、チームとしては来年に向けて貴重な経験を積んだ。副将のCTB辻井は「花園は最高の舞台でした。自分たちは勝てなかったけど、後輩達にはこの悔しさをしっかりと忘れず、来年も花園に来て、勝って欲しい」とあふれる涙をぬぐった。

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