松山 猛追2位 またトーマスに苦杯も「いいところまで行けた」
2017年01月10日 05:30
ゴルフ
「昨日まで出ていなかったミスが出た。(2位は)ある程度予想できる結果だった」。1番で1・5メートル、4番で2メートルを外しボギー。序盤、ショートパットのミスでつまずいた。前半はスコアを伸ばせず、同組で回る首位J・トーマスとの差はスタート時の2打から5打に広がった。だが「普通にやっていればチャンスはある」と諦めなかった。
そして前日に続き米ツアー公式サイトの「ショット・オブ・ザ・デー」に選ばれた芸術的なアプローチで強敵を脅かした。距離の短い14番パー4。1Wを強振してグリーン左手前のラフへ。バンカー越えの難しい状況から60度のウエッジでロブショットを放ちカップに沈めた。前日チップインバーディーを決めたホールでチップインイーグル。これで重圧を受けたJ・トーマスが続く15番でダブルボギーを叩き1打差となった。
しかし、松山はこのホールで3メートル、16番で2・5メートルのチャンスを逃すと17番で3パット。終盤もパットに泣いて失速。「1打差になった時にはチャンスがあると思ったけど15番、16番で追いつけなかった。(相手に)余裕を持たせてしまった」と反省を口にした。
CIMBクラシックに続きJ・トーマスに敗れたとはいえ昨年10月以降、国内外で出場した6試合で優勝4回、2位2回と強さに陰りはない。米ツアーではポイント、賞金ともランキング1位をキープしている。
次戦は12日開幕のソニー・オープン(ハワイ州)。過去4回出場し予選落ち3回。予選通過した15年も78位。フェアウエーが狭いワイアラエCCを苦手にしてきたため「(今大会と)全然違うコースなので、うまく対応できるようにしたい」と意気込みは控えめだが、今の松山ならどんなコースでも攻略しそうだ。
おすすめテーマ
2017年01月10日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
松山4年弱で大台 日米の獲得賞金“20億円”突破
-
帝京大 歴史塗り変えたV8 14点差逆転、岩出監督8度舞い
-
帝京大CTB矢富 千金同店同点Tなど2トライ「みんなで取った」
-
20歳の帝京大・竹山 決勝で2年連続トライ「貢献できた」
-
帝京大レジェンドたちも祝福 松尾氏「立派」林氏は強さ称賛
-
帝京大の司令塔・松田が連覇の立役者!裏を狙い主導権
-
東海大 5メートルに泣いた ラストプレーで同点ならず
-
青学大・原監督 新成人に3カ条「支え」「責任」「覚悟」
-
松山 猛追2位 またトーマスに苦杯も「いいところまで行けた」
-
J・トーマス 今季ツアー2勝目「大きな自信になる」
-
御嶽海 初金星!日馬も食った 大関撃破の勢いそのまま
-
日馬ガックリ「あーあ」も切り替え「一生懸命にやった結果」
-
2横綱ヒヤリ 鶴竜は行司軍配差し違え 白鵬、土俵際で強さ
-
“宇良技”さく裂! 20種類目「首ひねり」で逆転勝ち
-
20歳幕内最年少の貴景勝は完敗 初勝利はお預け
-
香生子 成人の誓いは「挑戦」 右足首捻挫で全治4週間も
-
池江 初の高地合宿に手応え「しっかり追い込めた」メキシコから帰国
-
沙羅「再現力」で6戦5勝 トレーナー大絶賛“理想の動き何度でも”
-
葛西 強行出場も伸びず3位 W杯遠征先から一時帰国
-
スノボ竹内が闘志 平昌五輪に向け「スイッチが入った」
-
女子は菊池萌が逆転、男子では渡辺が逃げ切りともに初総合V
-
錦織 左臀部負傷も全豪出場へ「影響多分ない」
-
千葉 Bリーグ対決制し初V 富樫が躍動、3点シュート4本
-
全日本柔道連盟 新ルールを4月から導入 「有効」の廃止など