早熟かつ晩成の稀勢の里 「折れそうな心」支えた日々の稽古
2017年01月25日 07:35
相撲
稀勢の里は継続の大切さを意識している。「稽古場が一番の精神修行」。現在は先代師匠の頃のように場所中に申し合い稽古をすることはないが、立ち合いの確認など同じ動きを繰り返す。「腐らずにやってよかった」と言えるようになった。
稀勢の里は自分自身を競走馬のアドマイヤコジーンとダブらせたことがある。98年にG1の朝日杯3歳ステークス(現朝日杯フューチュリティステークス)を勝った後に低迷期に突入。12戦勝利から見放されたが、02年に久々の勝ち鞍を挙げると同年6月の安田記念で3年半ぶりのG1制覇。雑誌のインタビューでは「相撲界のアドマイヤコジーン」を目指すと誓っていたが、初場所ではG1勝利に匹敵する初優勝を果たした。
「元々晩成の家系だからここからだと思う。自分の父親も年を取ってから元気になった」。稀勢の里は相撲人生の頂点がまだ先にあると信じている。
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