サンウルブズ 今季初勝利!!ティアティア・ヘッド待望1勝

2017年04月08日 16:26

ラグビー

 待望の今季初勝利だ!スーパーラグビー(SR)は8日、東京・秩父宮ラグビー場などで第7節が行われ、日本のサンウルブズはブルズ(南アフリカ)に21―20で競り勝ち、今季初勝利を挙げた。サンウルブズの勝利は、昨年4月のジャガーズ戦(秩父宮)以来で通算2勝目。今季就任したフィロ・ティアティア・ヘッドコーチにとっても、待望の1勝となった。
 ここまで5戦全敗だったサンウルブズは、2月25日の開幕ハリケーンズ戦以来の秩父宮での試合だった。ホームのファンの後押しを受け、前半6分に初先発のNo・8ウォーレンボスアヤコ(NTTコミュニケーションズ)が力強い突破を見せて先制トライを挙げた。その後は2PGで加点し、前半は11―10で折り返した。

 後半8分に相手にPGを決められ逆転を許したサンウルブズ。その後もトライを奪われ、一時は11―20と突き放された。しかし後半29分、相手ゴール前スクラムから右へとアタックを重ね、最後はWTB中鶴隆彰(サントリー)が飛び込み4点差に迫るトライ。コンバージョンキックも途中出場のSO田村優(キヤノン)が落ち着いて決め、2点差に迫った。

 そして同34分、相手陣でハイタックルによるペナルティーをもらい、ここでも田村が冷静にPGを決めて逆転に成功。その2分後には逆にPGの機会を与えてしまったが、相手が外す幸運にも惠まれると、そのまま逃げ切った。

 ゲーム主将を務めたCTBラファエレ(コカ・コーラ)は「ホームで勝つことができて本当にうれしい。ベンチからスタートした選手が、たくさんのエナジーを与えてくれた。それが勝利につながった」とまくし立て、初勝利の喜びに浸った。

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