東京五輪マラソン代表選考 男女2枠は一発勝負、残りは記録上位
2017年04月19日 05:30
マラソン
異なるレースの成績を比較した従来の方式から大きく転換し、基準を明確にした。一発選考の要素を取り入れ「調整能力」や「勝負強さ」を要求した上で複数レースの「経験」も必要となる2段階の選抜方式となった。
瀬古利彦リーダーは「東京五輪で日本のお家芸のマラソンでメダルを獲りたい。(64年東京五輪マラソン銅メダリストの)円谷(幸吉)さんのあとを誰かに継いでほしい。3年かけて強化しないと間に合わない」と決意表明した。
≪2段階選抜で集中強化≫20年東京五輪へ向けて一新された代表選考方式は、よりマラソンに集中した強化の枠組みとなっている。過去の五輪から、選考会で1度好走しただけでは本番での好成績は望めないと分析し、2段階の選抜方式を導入した。河野匡長距離マラソンディレクターは円谷さんが五輪シーズンに計4度のマラソンに臨んで常に安定した成績を残していたデータを明示し「円谷さんはそれぐらい覚悟が決まっていた。常にマラソンを意識してもらう。それがメダルを獲得するための手だて」との姿勢を明確にした。
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