ケニア勢 5年ぶりアベック優勝、男子∨のキルイ「本当にうれしい」

2017年04月19日 05:30

マラソン

ケニア勢 5年ぶりアベック優勝、男子∨のキルイ「本当にうれしい」
ボストン・マラソン男子優勝のキルイ(AP) Photo By AP
 【第121回ボストン・マラソン ( 2017年4月17日    米マサチューセッツ州ボストン )】 マラソン王国ケニア勢が5年ぶりにアベック優勝を果たした。男子は昨年のロッテルダム3位の伏兵、キルイが、リオデジャネイロ五輪銅メダルのラップ(米国)を35キロすぎに振り切った。「3度目のマラソン挑戦で今回は優勝したかった。本当にうれしい」と喜んだ。女子は世界選手権優勝の実績があるキプラガトが2位に1分近い大差をつけ、「沿道の声援が大きな力になった」とはにかんだ。
 ≪車いす男子で山本3位≫ボストン・マラソンの車いす男子は2013年大会覇者の山本が粘り強い走りで、3位に入った。「気持ちよく走ることができた。表彰台も4年ぶりなので納得している」と満足感を漂わせた。山本が優勝した4年前はゴール付近の爆破テロで死者が出た。50歳のベテランは「この大会もテロに負けずに続けているので、自分もチャレンジを続けられている」と感慨深げだった。

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