46歳 伊達公子が現役引退を発表…テニスに区切り「それが今ではないかと」
2017年08月28日 15:39
テニス
伊達は昨年1月の全豪予選後、2月に左膝の半月板縫合手術、同4月に軟骨の移植手術を受け、今年5月の下部大会、カンガルーカップ国際女子オープンで1年4カ月ぶりに復帰。グランドスラムへの出場を目標にしてきたが、肩の炎症のため今月11日に全米オープンテニスの予選出場を断念していた。
伊達は「これからという気持ちが膨らむ中で、肩の古傷の痛みがひどくなってきました」と明かし、「大好きなテニスと向き合い、ずっと勝負に拘ってきましたが、今は勝負をすることよりも毎日の体調を気にしながら練習の量、質を考えていなければならない日が多くなってきています」「しかし怪我前のレベルと比べると…やはりギャップを埋めることはなかなか簡単なことではないことを感じています」と無念な気持ちを吐露。
「私ならきっとできる!とずっと信じていました。今でもその想いがないと言ったら嘘になります。でもどこかでテニスに区切りをつけなければならない時があるのならばそれが今ではないかと思ったのです」と決断の理由をつづった。
伊達は9月11日開幕のジャパン女子オープン(東京有明テニスの森公園)に大会推薦出場を受けており、それが現役最終戦となる。
伊達は89年兵庫・園田学園高を卒業しプロ転向。95年に全仏オープンで4強、ウィンブルドンで8強に入り、同年11月に世界ランク4位となったが96年に引退。08年4月に復帰した。ツアー通算14勝(シングルス8勝、ダブルス6勝)。プライベートでは、01年12月にドイツ人レーシングドライバーのミハエル・クルムと結婚し、昨年9月に離婚を発表している。
◆伊達 公子(だて・きみこ)1970年(昭45)9月28日、京都府生まれの45歳。89年兵庫・園田学園高を卒業しプロ転向。95年に全仏オープンで4強、ウィンブルドンで8強に入り、同年11月に世界ランク4位に。96年に引退。08年4月に現役復帰。09年9月の韓国オープンで13年ぶりのツアー優勝。15年の全豪では44歳114日の大会最年長選手として出場。ツアー通算8勝。1メートル64、55キロ。
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