日本、英国に敗れ決勝進出ならず 車いすバスケワールドチャレンジ杯

2017年09月02日 05:30

バスケット

日本、英国に敗れ決勝進出ならず 車いすバスケワールドチャレンジ杯
車いすバスケ第2日 3位決定戦に回った日本 Photo By 共同
 【車いすバスケットボール 三菱電機ワールドチャレンジカップ2017第2日 ( 2017年9月1日    東京体育館 )】 日本は1次リーグ2試合を戦い、リオ・パラリンピック4位のトルコに65―49で快勝したが、リオ・パラリンピック3位の英国には72―65で敗れた。1勝2敗の1次リーグ3位で、決勝進出はならなかった。きょう2日の3位決定戦では同4位のトルコと対戦する。
 日本の見せ場は第4Qのスタートだった。トルコに快勝して迎えた英国戦。第3Qを終えて45―54と9点リードを許したが、ここから守備で相手に激しいプレッシャーをかけた。次々とミスを誘って相手を5分30秒間無得点に抑えた。土子や香西が得点を重ね56―54と一度は逆転。有料入場者を含む3575人の観衆を沸かせた。

 最後は力負けしたが、リオ五輪銅メダルの強豪を苦しめた。9位に終わったリオ五輪後、19歳の鳥海、21歳の古沢ら機動力のある若手を生かし、アグレッシブな守備とスピードある攻撃を武器とするチームにつくり変えている。エース香西は「悔しいけれど、フィジカルやメンタルを強化してきた成果が垣間見えた」と敗戦の中にも光を見いだしていた。 

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