【玉ノ井親方・視点】高安は相撲内容悪すぎた ケガにつながる危ない形

2017年09月12日 08:28

相撲

【玉ノ井親方・視点】高安は相撲内容悪すぎた ケガにつながる危ない形
<秋場所2日目>玉鷲(右)の押しを右足一本で踏ん張る高安 Photo By スポニチ
 【大相撲秋場所2日目   ○玉鷲―高安● ( 2017年9月11日    両国国技館 )】 高安は立ち合いでしっかり踏み込んでいくことよりも、差しにこだわったのが良くなかった。玉鷲はどんどん前に出てくるタイプ。先場所敗れていることもあって、四つ身にいこうとしたんだろうけど、差しにいく体勢が高かった分、右からうまくおっつけられてしまったね。
 最後は右足一本で踏ん張っていたけど、右足に全体重が乗って、ケガにつながりやすい危ない形だった。本人にすれば必死に取った結果、そうなってしまったんだろうけど、いずれにしても相撲内容が悪すぎたね。できれば、立ち合いでかち上げてから、もっと突き放して行った方が良かったかもしれない。今場所は優勝候補の一人だったから、痛めた右足がちょっと心配だね。 (元大関・栃東)

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