小平 2度目Vへ逆転賞金王へ首位発進、ぶれずに正確性重視
2017年10月13日 05:30
ゴルフ
「この大会はコースと自分との戦い。平常心で回れるかが大事。遼が1Wを持っても、僕は徹底しています」
2番でカラーからパターで3打を費やしボギー。1番でバーディーを奪った石川とは2打差ついたが、慌てない、騒がない。3番で6メートルのバーディーパットを沈めると4番パー4は3Wでフェアウエーを捉え、ピン手前2・5メートルに2オン。連続してスコアを伸ばした。3アンダーで折り返すと333ヤードと距離の短い11番パー4はアイアンで刻みバーディー。3Wでティーショットを放った17番もバーディーを奪い毎年初打ちをするほど仲の良い2歳年下の石川に“圧勝”。「幸先がいい」と満足げに振り返った。
セッティングが難しい日本オープンだが14年から2位、優勝、6位と相性は良い。前週も隣県の愛知から駆けつけ練習ラウンドを行うなど今大会に照準を合わせてきた。「中嶋(常幸)さんや片山(晋呉)さん、谷口(徹)さんに“2回勝たないと本当の優勝じゃない”と言われている」。昨年は松山に優勝をさらわれたが、一昨年に続く2度目の優勝を本気で狙っている。
優勝すれば賞金ランク首位に再浮上するとともに、生涯獲得賞金も4億円を突破する。妻の古閑美保(35)とは財布を別にしているが、「美保は“プロは子供に憧れてもらえるようにいい車に乗るなど大きい買い物をするべき”とよく言っている。買い物の相談もするけど“いいじゃん、いいじゃん”としか言わない」と、どんどん背中を押してくれるという。良き理解者は優勝争いをしていれば最終日に駆け付ける予定。「このスコアに満足しないでゼロからのスタートと思ってやりたい」。今の小平に死角は見当たらない。
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