松山 今季初戦は23位スタート、不満顔「良いものなかった」
2017年10月13日 05:30
ゴルフ
今季最初のラウンドを70で終えた松山は「良いものはなかった。相当なマイナススタートですね」と吐き捨てるように言った。
2番は5メートルに付けてバーディー先行。パー5の3番はグリーン右のラフからロブショットで10センチに付けて連続バーディー。10番パー5でも確実に伸ばし、後半の16番も2メートルに付けて4つ目のバーディー。しかし13番でカラーから3打を要すなど取りこぼしもあった。
15年は26アンダー、昨年は23アンダーでJ・トーマスが連覇しており「優勝は20アンダーくらいか、それ以上だと思うので、2アンダーはかなり悪い数字」と不満顔だった。
一方で好材料もある。2週前のプレジデンツ・カップの期間中にひいた風邪は快方に向かっている。クアラルンプールは気温30度以上の酷暑が続き、影響が心配されたが「(体調は)いいと思う」と回復を強調した。
今週、バッグを担ぐのは専属の進藤大典キャディーではなく東北福祉大の後輩のプロゴルファー早藤将太。また体調不良の飯田輝光トレーナーに代わり、以前専属トレーナーを務めていた金田相範氏が体のケアを担当。2人とも松山を支えた経験はあり支障はない。
15年は5位、昨年は2位に入った相性の良い大会。「ビッグスコアが出せれば20アンダーは出せるとは思う。自分の状態からしたら、かなり難しいけど、切り替えてやっていく」。松山は諦めずに追いかけていく。
【過去2大会VTR】
▼15年=首位に3打差の4位で最終日に臨んだ松山は5番までに3バーディーを奪い一時は首位に並んだが、その後は足踏みして後退。合計5バーディー、ボギーなしの67で回り通算22アンダーで4打差の5位終戦。66で回ったJ・トーマスが通算26アンダーでツアー初優勝した。
▼16年=首位と5打差の4位で最終日に臨んだ松山は6バーディー(ボギーなし)を奪って66で回り通算20アンダーでホールアウト。64をマークして連覇を果たしたJ・トーマスに3打差をつけられ2位に終わったが、翌週のHSBCチャンピオンズで米ツアー3勝目を挙げる。
おすすめテーマ
スポーツの2017年10月13日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
遼は出遅れ、バーディー発進も弱気出て失速「どう立て直すか」
-
優作 いきなりボギーで記録ストップも「早めに来て良かった」
-
アマ今野 5位スタートに「流れが良かった」伯父・康晴超えだ
-
松山 今季初戦は23位スタート、不満顔「良いものなかった」
-
敏京、上原 ともに4差16位発進 地元韓国勢らが首位
-
吉田2週連続Vへ気持ちリセット 13日開幕富士通レディース
-
真央さん マラソン挑戦「凄くうれしい」、12・10ホノルル出場
-
桐生9秒台を埼玉県表彰 来年アジア大会「タイトル狙いたい」
-
稀勢、稽古不足の若手に警鐘「するのは当たり前。仕事ですから」
-
世界女王・須崎“ライバルは登坂”精力的にスパーリング
-
小平、昨季国内最高に肉薄 500メートル・タイムトライアル
-
平昌五輪メダル目標は「金を含む9個」 山下本部長が公表
-
男子モーグル・堀島、平昌は金構成 最高難度連発だ
-
パラアイホケ、日本が平昌五輪切符 2大会ぶり獲得
-
丸の内「KITTE」でスポーツフェスタ 今回は卓球にスポット