“オールドルーキー”東京国際大・渡辺 箱根への道つないだ「スタミナつけて貢献を」

2017年10月14日 12:13

陸上

“オールドルーキー”東京国際大・渡辺 箱根への道つないだ「スタミナつけて貢献を」
<箱根駅伝予選会>10位で予選を通過し、笑顔の渡辺(中央)ら東京国際大の選手たち Photo By スポニチ
オールドルーキーの箱根駅伝への道がつながった。14日の箱根駅伝予選会で、東京国際大は10時間10分34秒の10位となり、ギリギリで2年ぶり2度目となる本戦の出場権を獲得した。実業団の四国電力時代の11年に世界選手権5000メートルの出場経験を持ち、日清食品グループを退社して今春入学した渡辺和也(30)はチームで9番目のタイム。「みんなの若さを感じて、みんな速いなと思った。15キロ以降ペースが落ちてしまった」と振り返り、「みんなに助けてもらった」と安堵の表情を浮かべた。
 指導者になるという目標を持ち、人間社会学部で教育心理学などを学ぶ。春先は体重がベストよりも7キロも重い62キロで、負担がかかり右ヒザを故障。夏合宿前はAチームにも入っていなかったが、予選に向けて調子を上げてメンバーに入った。本番に向けては、「おじさんも負けられない。スタミナをつけてチームに貢献できるようにしたい」と気合を入れていた。

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