スキーハーフパイプの小野塚彩那が帰国「Xゲームからいい状態でいけるように」

2017年10月24日 19:15

フリースタイルスキー

 フリースタイルスキー・ハーフパイプ女子の小野塚彩那(29=石打丸山ク)が24日、ニュージーランドでの合宿を終えて帰国した。雪不足のため雪上練習は5日程度にとどまり「やろうとしていたことの10分の1ぐらいしかできなかった」と不完全燃焼に終わった。ただし、現在取り組んでいる滑走時の重心位置の修正などはしっかり確認。「ポジションを少し高くしたようなイメージ。これまで上体がつぶれすぎて、伝わるべきところに力が伝わっていなかった」と修正の意図を明かした。

 他国の選手も状況は同じとあって「やるべきことをやれば結果はついてくる。(昨季の)世界選手権も勝てている」と焦りは見せず、平昌五輪の前に行われる来年1月下旬のXゲーム(米コロラド州)に向けて仕上げていくイメージだ。招待選手によって争われる同イベントは「五輪決勝と同じメンバー」となるだけに前哨戦にもなる。五輪本番でのルーティンのお披露目を含めて「そこからいい状態でいけるようにしたい」と照準を定めた。

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