佐久長聖 9年ぶり2度目の頂点 倉敷の男子連覇阻む
2017年12月25日 05:30
陸上
大きな危機を乗り越え20年連続20度目出場という節目を飾った。12月に入り主力の上級生が故障で離脱したが、1年生がカバーした。6区に抜てきされた鈴木はトップと13秒差で発進すると、3キロ地点の手前から倉敷の八木と並走。「相手の呼吸が荒れていた。一気に仕掛けて突き放そうと思った」。冷静な判断でスパートすると、18秒の貯金をつくった。2区の服部とそろって区間賞。5区の富田も区間2位と健闘した。高見沢勝監督は「こんな頼もしい選手があと2年いるかと思うと心強い」と称えた。
山本嵐主将は「下からの突き上げがあったからこそ、上も頑張れた」。日常生活から隙をつくらないことを意識。スリッパをそろえる、ゴミを拾うといったことを厳しく言い続け、それに応えた後輩たちに感謝した。
留学生が主力のチームが主流の中、日本人選手だけで完勝した。山本嵐主将は「来年、再来年のチームに希望を与えられる走り」と力を込め、鈴木は「来年は留学生の多い3区を任されたい」と意気込む。留学生がいなくても、主力にアクシデントがあっても…。部員全員でつかんだ、文字通りチームワークの優勝だった。
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