羽生、ぶっつけ五輪…平昌決定もケガ再発防止優先で四大陸欠場
2017年12月25日 05:30
フィギュアスケート
先月9日の練習で4回転ルッツを跳んだ際に転倒し、右足首を負傷し「右足関節外側じん帯損傷」と診断された。その後、腱と骨に炎症があることも判明し、14日に「当初の診断では3〜4週間ほどで元に戻るということでしたが、通常の捻挫よりも治りが長引く」との談話を発表し、結局今大会での復帰はできなかった。
今季出場した大会は2戦のみ。最後は10月後半のロシア杯だ。これだけ少ない試合数でメインの国際大会を迎えることも、シーズン途中の4カ月近いブランクも過去に経験したことがないだけに、今後は難しい調整を強いられることになる。
それでも回復には向かっているという。14日の時点では氷上練習を再開していなかったが、小林強化部長は「(16日の時点で)ジャンプはしていないけれど、少し滑ったと聞きました」と明かした。
五輪は2月9日から団体戦、16日にショートプログラム、17日にフリーが行われる。試合勘より、回復やケガの再発予防を優先する策を選んだ王者。今は、偉業への決断を静かに見守るしかない。
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