女子2枠目“最後の1人”は坂本 実績の新葉より勢い選んだ
2017年12月25日 05:30
フィギュアスケート
「昨年2月にユース五輪に出て、ケガもあって納得がいく演技ができませんでした(6位)。本当の五輪でリベンジをしたい気持ちが増して舞台に立てるようになりました。緊張すると思いますが、自分らしく勢いのいい演技をしたいです」
今大会優勝の宮原がまず抜け、残り1枠は、4位の樋口との一騎打ちになると考えられていた。国際大会の実績がある樋口に対し、坂本のアピールポイントは勢い。11月のスケートアメリカで2位。高さがある得意のジャンプを武器にして今大会でSP首位発進をして2位だった。
日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化委員長は「全日本選手権の成績とパフォーマンス。彼女のいいところはジャンプで出来栄え点が付くところ。伸びしろもある」と選考理由を説明。四大陸選手権の代表にも選ばれた。
中野園子コーチの指導方針で、普段の練習は曲をかけた時に一度でも失敗をすると、音楽を止められ、演技を打ち切られる。同門で今大会5位の三原とともに、緊張感のある中でジャンプに取り組んだ。10月からは神戸市のホームリンクの営業時間が伸び、個人練習の時間が与えられた。「集中して滑れた」と急成長を後押しした。伏兵から代表までのし上がった勢いで、五輪へ乗り込む。
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