坂本、平昌弾みの自己ベスト!伸び盛り17歳「めっちゃうれしい」
2018年01月25日 05:30
フィギュアスケート
「めっちゃうれしいです」
最初の連続3回転ジャンプ、フリップ―トーループが壁にぶつかりそうな勢いだった。「跳びすぎた。ちょうどいいぐらいの幅と高さじゃなくて、降りられて良かった」。吹っ切れたように残りの2本は鮮やかに着氷。場内の手拍子に乗って、「月光」を完璧に滑り切った。
2日前の22日には練習中に涙を流した。思うようにジャンプを跳べなかったのが原因だ。17歳を苦しめていたのが、右足裏のうおのめだった。中野園子コーチは「病院に行って切ったりしていた。暖かくなると痛くなるみたい」と教え子の症状を説明。日中は気温20度まで上がる台湾に来て痛みが、ぶり返していた。
塗り薬を持参。痛み止めは効果がなく、手を焼いていた。しかし、SP前日の23日に光が差し込んだ。厚めのパットを患部と靴の間に挟んだ措置が、足になじんだ。
「先生が痛くないようにしてくれて、思うようなスケートができました」
ダークホースから五輪代表を射止めた17歳は現在、2大会連続で合計210点を超えている。「2回はまぐれ。3回出たら本物」は大会前の意気込みだ。首位の宮原と0・40点差の2位で迎える26日のフリー。目標を超えて、実力を証明する。
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