フェルナンデス銅 ソチの雪辱に感激「最後の五輪になるかも」

2018年02月18日 05:30

フィギュアスケート

フェルナンデス銅 ソチの雪辱に感激「最後の五輪になるかも」
フリーの演技をするフェルナンデス(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【平昌冬季五輪 フィギュアスケート男子フリー ( 2018年2月17日    江陵アイスアリーナ )】 26歳のフェルナンデスが情熱的な演技で銅メダルをつかんだ。同種目ではスペイン勢初のメダルとなり「今日は本当に重要な日」と歓喜に浸った。
 母国を舞台とした冒険小説が原作の「ラ・マンチャの男」に乗って、軽やかに舞った。後半の4回転サルコーが2回転になるミスが出て、同じオーサー・コーチに師事する羽生を超えられずSP2位から1つ順位を落とした。それでもセレモニーを控えたリンク脇では、切磋琢磨(せっさたくま)してきた羽生に「これが僕の最後の五輪になるかもしれない。2人で表彰台に立てて良かった」と伝えて金メダリストを涙させた。

 今大会が最後の五輪と公言する。持てる力を出し尽くし「凄く疲れている」と穏やかに笑ったが、4位に終わったソチ五輪の雪辱を果たした。

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