「スケートやりなよ」真央さんに導かれ…宇野を支えた妥協なき姿勢

2018年02月18日 07:45

フィギュアスケート

「スケートやりなよ」真央さんに導かれ…宇野を支えた妥協なき姿勢
万感の表情でフィニッシュする宇野(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【平昌冬季五輪 フィギュアスケート男子フリー ( 2018年2月17日    江陵アイスアリーナ )】 平昌五輪は17日、フィギュアスケートの男子フリーを行い、宇野昌磨(20=トヨタ自動車)がショートプログラム(SP)3位から逆転して銀メダルを獲得。それでも「五輪の銀メダルは、他の試合での銀メダルとあまり違いを感じていません」と冷静に振り返った。
 5歳のとき、地元・名古屋でのスケート教室で、12歳の浅田真央さんに「スケートやりなよ」と誘われた。小学生の頃から、午後2時から夜10時までリンクにいた。整氷車が入って営業終了を告げられても滑った。

 ジャンプを跳べずに悔し泣きをするのは有名。高校時代には、トリプルアクセルの練習中に転倒して頭を打ち、意識を失って病院に運ばれたことがある。診察を終えると、「跳べるまで練習したい」と氷上へ戻った。

 16年に世界で初めて4回転フリップを跳び、今では4種類の4回転ジャンプを跳ぶ。だが、トリプルアクセルの習得には6年かかった。世界的画家の祖父・宇野藤雄さん(90)から受け継ぐ妥協なき姿勢が、宇野を支えている。

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