刑事、不完全燃焼18位「いくら悔いても戻る時間ではない」

2018年02月18日 05:30

フィギュアスケート

刑事、不完全燃焼18位「いくら悔いても戻る時間ではない」
フリーの演技をする田中刑事(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【平昌冬季五輪 フィギュアスケート男子フリー ( 2018年2月17日    江陵アイスアリーナ )】 五輪初出場の田中は団体戦のフリー同様、4回転サルコーで転倒するなどジャンプにミスが出て18位に終わった。「五輪での最後の演技が終わってしまった。いくら悔いても戻る時間ではない」とうなだれた。
 同じ倉敷市出身でバンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔さんを追い、夢舞台に立ったが、「五輪で練習してきたことを出す難しさが身に染みた」と不完全燃焼。一方で「より濃いものを得た」と、この苦い経験には価値を見いだしている。「伸びしろだとも思う。まだまだ上を目指していきたい」と前を向いた。

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