宇野昌磨「五輪でやり残したことない」 銀の余韻なし…視線は次の大会へ

2018年02月18日 10:28

フィギュアスケート

宇野昌磨「五輪でやり残したことない」 銀の余韻なし…視線は次の大会へ
<平昌五輪メダリスト会見>メダルを手に笑顔の羽生結弦(左)と宇野昌磨(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 平昌五輪フィギュアスケート男子で銀メダルを獲得した宇野昌磨(20=トヨタ自動車)が一夜明けた18日に記者会見を行い、現在の心境を語った。
 金メダルの羽生結弦(23=ANA)とともに日本フィギュア界史上初のワンツーフィニッシュを飾った宇野は、銀メダルを下げて登場。冒頭で今後の競技生活を問われると「まだ今シーズンは終わってないので、あすかあさってから練習に取り組んでいきたい」と明かし、「羽生選手やフェルナンデス選手と比べて、ジャンプの完成度の高さが足りていないと感じたので、来シーズンに向けても、世界選手権に向けてもそこを練習していく」と銀メダルの余韻を感じさせなかった。

 競技後のインタビューでも「五輪は特別ではない」と語ったが、この日も「課題はたくさん見つかったけど、それはこれからに向けての課題であって、五輪でやり残したことはない」とキッパリ。銀メダルについても「特別に大事なものとは思っていないので、(日本で)触りたい人がいれば触ってもらおうと思います。(メダルの)保存方法も家族にお任せします」と話して報道陣を笑わせた。

 五輪で一番印象に残ったシーンを問われると、「ネイサン選手がショートで思うような演技ができなかった中で、フリーであれだけの演技をしたと聞いたときは感動しました。ネイサン選手のフリーが一番印象に残っていますね」と米国のネイサン・チェン(18)の名前を挙げ、羽生については「今回はまだまだ(自分が)羽生選手に劣っていると感じました。もう少し実力を近づけて、僅差で戦える選手になりたいです」と語った。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2018年02月18日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム