世界109位ダニエル太郎、元1位ジョコビッチを破る大金星「信じられない」

2018年03月12日 08:01

テニス

世界109位ダニエル太郎、元1位ジョコビッチを破る大金星「信じられない」
ダニエル太郎 Photo By スポニチ
 テニスのBNPパリバ・オープンが11日、米カリフォルニア州インディアンウェルズで行われ、男子シングルス2回戦で世界ランキング109位のダニエル太郎(25=エイブル)が元世界1位の第10シード、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)を7―6、4―6、6―1で破る大金星で3回戦に進出した。
 第1セットを2―5から逆転して奪うと、最終セットは5ゲームを連取するなど圧倒。粘り強いストロークでジョコビッチのミスを誘った。

 試合後のインタビューでは「信じられない」と第一声。「トップの選手なので実際やってみないと分からない」と考えて試合に臨んだが、「(ジョコビッチは)調子は良くなかった。自分も緊張していたが、相手も緊張していた」と冷静に相手を分析。「最後は彼も疲れてけいれんぽくなっていたから6―1で締められたのだと思う」と振り返った。

 4大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で初の3回戦進出。期待が高まるが「1試合1試合違う話なので、期待は抑えてほしい。次はまた違うタイプのタフな試合になると思う」と自らに言い聞かせるように締めくくった。

 一方、錦織圭(28=日清食品)は11日に予定されていた初戦の2回戦を体調不良で欠場。「メキシコ(の大会)から風邪が治らなくて、今週の試合は残念ながら断念しました。悔しいですが、早く治して次のマイアミに備えたいと思います」との談話を発表した。

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