金藤さん引退会見 東海大水泳部の先輩と昨年結婚していた

2018年03月17日 05:30

競泳

金藤さん引退会見 東海大水泳部の先輩と昨年結婚していた
引退会見に臨むリオ五輪女子200メートル平泳ぎ金メダルの金藤理絵さん Photo By スポニチ
 16年リオデジャネイロ五輪競泳女子200メートル平泳ぎで金メダルに輝き、7日に日本水泳連盟に引退届を提出した金藤理絵さん(29)が16日、拠点とする岐阜県内で引退会見を開き、今後は指導者として競技の普及に携わる意向を示した。また、東海大水泳部の先輩と昨年結婚したことも明かした。
 競技から離れる中、昨夏の世界選手権を見て「選手としてというよりサポートの方がいいのかなと思った」と引退の意向を固めた。4月の日本選手権を前に決断を下し、「寂しい気持ちはある。スッキリするのかと思っていたが、思い描いた感情とは違う」と涙をこらえながら語った。

 腰痛に苦しむなど不遇の時期も長かった競技人生を送った遅咲きのスイマー。会見には約11年間、指導した加藤健志コーチも同席。「人より苦労しているから金メダルを獲った時に深みがあった。うまくいかなかったから何倍も努力しなければいけなかったけど、やり続けること、夢を持つことがこんなに大切なんだと体験させてもらった」と感謝の言葉を贈った。

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