桂川が逆転で欧州ツアー日本人6人目のV「これで欧州ツアーに参戦できると思うとうれしいです」

2024年04月28日 15:58

ゴルフ

桂川が逆転で欧州ツアー日本人6人目のV「これで欧州ツアーに参戦できると思うとうれしいです」
<ISPS HANDA欧州・日本トーナメント・最終日>優勝カブトを被り笑顔を見せる桂川有人(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー ISPSハンダ欧州・日本トーナメント最終日 ( 2024年4月28日    静岡県 太平洋クラブ御殿場C 7262ヤード、パー70 )】 8位で出た桂川有人(25=国際スポーツ振興協会)が63で回り通算17アンダーで逆転優勝した。日本選手としては青木功、松山英樹、久常涼、星野陸也、中島啓太に続く6人目の欧州ツアー優勝となった。これで今季の残りと来季から2シーズンの欧州ツアーの出場権も獲得した。
 22年に日本ツアーとして開催されたISPSハンダ欧州・日本トーナメント以来となる通算2勝目となった。

 日本勢では木下稜介(32=ハートランド)が通算12アンダーの3位、中島啓太啓太(23=フリー)は通算10アンダーの11位だった。

 桂川は好調なパットに支えられ前半からスコアを伸ばした。3、6番でバーディーを決めトップに並ぶ。その後、逆転されたが10番でバーディーを奪い再びトップに並んだ。

 そして12番で1メートル、14番では池越えの第2打を2メートルにつけバーディー。さらに15番では10メートルのロングパットも決める。勢いは止まらない。16番では第2打をグリーン右に外したものの、5メートルをパターで沈め3打差をつけて逃げ切った。

 昨年は米下部ツアーに挑戦。だがランク130位と結果を出せず1年で撤退を余儀なくされていた。

 今季は国内ツアーからの捲土重来(けんどちょうらい)を期していたが、半年足らずで米ツアー再挑戦の足がかりを築いた。

 「高いステージに上がるために練習してきたので、これで欧州ツアーに参戦できると思うと、とてもうれしいです。DPワールドツアー(欧州ツアー)でトップ10に入ると米ツアーにも上がれると思うので、そこを目指してやっていきたいです」と喜びを語っていた。

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