【柔道】「5分間で試合をまとめ切る」原沢らが意気込み 8年ぶり旗判定復活の全日本選手権前日会見

2024年04月28日 18:22

柔道

【柔道】「5分間で試合をまとめ切る」原沢らが意気込み 8年ぶり旗判定復活の全日本選手権前日会見
全日本柔道選手権前日会見に出席した(左から)川端、影浦、王子谷、羽賀、原沢 Photo By スポニチ
 体重無差別で日本一を争う柔道の全日本選手権(29日、日本武道館)の前日会見が28日、都内で行われ、16年リオデジャネイロ五輪男子100キロ超級銀メダリストの原沢久喜らが大会への意気込みを話した。
 原沢は「キャリアも終盤になって、あとどれだけ現役をできるか分からないし、10回目の出場になるので優勝したい」と18年以来3回目の日本一を目標に掲げた。

 王子谷剛志は昨年に続く2連覇が懸かる。勝てば5回目の制覇となり、鈴木桂治を抜き歴代単独3位となるが「優勝回数はキャリアが終わった後、振り返ればいい。今大会は連覇が懸かるので連覇の重みを感じて戦いたい」と闘志を燃やした。

 今大会はルールが変更され、ゴールデンスコア方式による延長戦は廃止。8年ぶりに旗判定が復活する。試合時間も4分から5分(決勝は8分)となる。

 原沢は「5分間で試合をまとめ切る。指導ポイントでは勝てないので、どれだけ有効打を打つことができか。自分の展開をつくって試合を進められるか」と勝負のポイントを説明。王子谷は「ルールに関しては戸惑う部分があるけど、確実にポイントを取って、有効打を打って、誰が見ても勝ったと見せることが重要」と話した。

 20年大会優勝者の羽賀龍之介は「自分の時間を把握して取り切る、投げ切ることを意識したい」と対応策を明かしながら「年明けにリリースがあり4カ月しか取り組めなかったので、選手として戸惑った部分があった。今後どうなるかも気になっている」と複雑な心境も吐露した。
 

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