マエケン、沙羅に「おめでとう!」トレーナーが同じ縁 “一流のメンタル”共有

2018年03月26日 08:45

ジャンプ

マエケン、沙羅に「おめでとう!」トレーナーが同じ縁 “一流のメンタル”共有
ドジャースの前田 Photo By スポニチ
 平昌五輪銅メダルの高梨沙羅(21=クラレ)が苦闘のシーズンを連勝で締めくくった。24日のW杯第14戦で今季初勝利を挙げ、男女を通じてジャンプW杯歴代単独最多となる通算54勝に到達。25日の最終戦でも優勝を飾り、記録をさらに伸ばす通算55勝目を挙げた。新記録を達成した高梨に親交のあるドジャースの前田健太投手(29)が祝福のメッセージを寄せた。
 おめでとう!沙羅ちゃんとはトレーナーが同じ縁で知り合って、昨春のアリゾナキャンプで食事をしながら主にメンタル面の話をしました。100%よりも普通でいい。そんな内容でした。

 昔の僕がそうでしたが、試合の日を完璧な状態で迎えようとしても逆効果。試合当日に少しでも体が重いと、不安になって自分から負けに陥ってしまうんです。そうではなくて、少し重くても普通、絶好調ならラッキーと思えればいい。その上で“普通”のレベルを上げていけば、いい結果につながる。以前は僕も100%でないと抑えられませんでしたが、力をつけていくと絶好調でなくても抑えられる試合が増えていきました。参考になったかは分からないけど、自分の考えを伝えました。

 僕もじっくり話すまでは、沙羅ちゃんは出たら勝つんだろうなぐらいに思っていました。でも実際には凄いプレッシャーを背負いながら、体のサイズのハンデもはねのけて、世界と戦っている。だから新記録達成は僕も本当にうれしいです。 (ドジャース投手)

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