ウェイドがジェームズを抑えて勝利に貢献 ロケッツは今季3度目の10連勝
2018年03月28日 17:57
バスケット
キャバリアーズの連勝は5で止まって44勝30敗。ジェームズは18得点、6リバウンド、7アシストを記録したがターンオーバーも6回と多かった。
ジェームズはウェイドとの直接対決では通算15勝15敗とタイ。今季は全74試合に出場しており、残り8試合となった段階で昨季の出場数に並んだ。また2ケタ得点は通算865試合となり、マイケル・ジョーダン(元ブルズ他)が保持しているリーグ最長記録にあと「1」。次戦はそのジョーダン氏がオーナーを務めるホーネッツ戦(28日)で、全米の注目を集める一戦になりそうだ。
キャバリアーズは依然として東地区全体の3位だが、4位76ersと5位ペイサーズとのゲーム差は0・5。この日は復帰5戦目となったケビン・ラブ(29)がヒートのジョーダン・ミッキー(23)との接触で前歯を折り、脳震とうの症状も引き起こしたために次戦以降の出場が危ぶまれる事態となった。
リーグ全体で首位を走るロケッツは地元ヒューストンでブルズを118―86(前半60―39)で下して61勝14敗。得点部門1位で、シーズンMVPの最有力候補でもあるジェームズ・ハーデン(28)が休養で欠場したが、4試合ぶりに復帰したクリス・ポール(32)が13得点、10アシスト、4スティールを稼ぎ、エリック・ゴードン(29)は自己最多となる8本(試投13本)の3点シュートを成功させ、31得点をたたき出してハーデンの穴を埋めた。
ロケッツは10連勝。今季は14連勝と17連勝も飾っており、同一シーズンで10連勝以上を3回記録したのは2011年シーズンのスパーズ以来。西地区2位のウォリアーズが敗れたために、プレ―オフ西地区第1シード獲得へのマジックは「1」となった。
すでにプレーオフ進出の可能性を絶たれているブルズは24勝50敗。前半で21点差をつけられて6連敗を喫した。
東地区1位のラプターズは地元トロントでナゲッツに114―110(前半58―58)で競り勝って55勝20敗。2016年シーズンに樹立したチームの年間最多勝利記録にあと「1」と迫り、プレーオフ東地区第1シード獲得へのマジックは残り7試合となった段階で「5」となった。
西地区全体10位のナゲッツは40勝35敗。ここ6戦では4敗目で、同8位ティンバーウルブスとのゲーム差は2。プレーオフ圏内(8位まで)に入るには残り7試合すべてで“必勝態勢”となりそうだ。
<その他の結果>
ペイサーズ(44勝31敗)92―81*ウォリアーズ(54勝20敗)
*ウィザーズ(41勝33敗)116―106スパーズ(43勝32敗)
トレイルブレイザーズ(46勝28敗)107―103*ペリカンズ(43勝32敗)
マーベリクス(23勝51敗)103―97*キングス(24勝51敗)
*クリッパーズ(40勝34敗)105―98バックス(39勝35敗)
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