76ersがチーム新記録の15連勝 6連勝のジャズは西地区全体3位に浮上 あす最終日
2018年04月11日 15:34
バスケット
東地区全体最下位のホークスは24勝58敗で全日程を終了。勝率が5割を切ったのは4季ぶりとなった。
ジャズは地元ソルトレイクシティーで昨季王者のウォリアーズに119―79(前半62―33)で快勝して48勝33敗。6連勝を飾り、残り1試合となった段階でトレイルブレイザーズと同率ながら西地区全体で4位から3位に浮上した。
ジャズは11日の最終戦でそのトレイルブレイザーズと敵地ポートランドで対戦。この試合に勝った方が、西地区の第3シードとなる。
ホークス戦ではドラフト全体13番目に指名された新人ガードのドノバン・ミッチェル(21)が22得点を稼ぎ、3点シュートを5本中4本成功。この結果、ミッチェルの3点シュート成功本数は今季186(試投538)となり、トレイルブレイザーズのダミアン・リラード(27)が2012年シーズンにマークした新人記録(185)を更新した。
西地区全体2位のウォリアーズは58勝24敗で今季のジャズ戦は1勝3敗。プレーオフでの第2シードが確定しているが、膝を痛めているシューターのステフィン・カリー(30)が出場可能となるのは地区準決勝シリーズ以降で、地区7位チーム(最終日に決定)と対戦する1回戦ではかなりの苦戦を強いられそうだ。
東地区全体8位でプレーオフ進出をすでに決めているウィザーズは、地元ワシントンDCで2位セルティクスを113―101(前半52―54)で振り切って43勝38敗。連敗を4で阻止し、7位ヒートとゲーム差なしで並んだ。最終戦の結果次第では6位(現在はバックスで44勝37敗)まで上がれるチャンスがあり、11日のマジック戦も必勝態勢となった。
ガードのジョン・ウォール(27)は26分出場して29得点、7リバウンド、12アシストをマーク。NBA8季目で積み上げてきたアシスト数は5003となり、史上64人目(現役では10人目)の通算5000アシストを達成した。
ウィザーズに敗れたセルティクスは54勝27敗。大黒柱のカイリー・アービング(26)が膝の故障で今季の出場が絶望となっているが、ここ5戦では4敗目を喫するなど、不安を抱えたままのポストシーズンとなりそうだ。
なおレギュラーシーズンは11日に12試合を行ってリーグ全体の全日程を終了。西地区では最終日に第3シードと第8シードを決める直接対決(3位ジャズ対4位トレイルブレイザーズ、8位ティンバーウルブス対9位ナゲッツ)が組まれている。ペイサーズ、ホーネッツ、ホークス、ウォリアーズ、マーベリクス、サンズの6チームは10日までに全82試合を消化した。
<その他の結果>
ホーネッツ(36勝46敗)119―93*ペイサーズ(48勝34敗)
サンズ(21勝61敗)124―97*マーベリクス(24勝58敗)
ロケッツ(65勝16敗)105―99*レイカーズ(34勝47敗)
*はホーム