男子は渡辺 女子は藤沢が優勝 かすみがうらマラソン兼国際盲人マラソン
2018年04月16日 05:30
マラソン
<女子フルマラソン>満面の笑みでゴールテープを切った。8年ぶり2度目の優勝を飾った藤沢は、2時間45分11秒の自己ベストにあと43秒と迫る納得のタイムで「合格です」と振り返った。1キロ3分55秒のペース配分通り、安定したレース運び。主戦場は100キロで、9度目の世界選手権出場を懸けてサロマ湖ウルトラマラソン(6月24日)に臨む。「日本代表、なりたいです」。自身101回目のフルマラソンを制した43歳は、世界へ向けて目を輝かせた。
○…公務員ランナー川内優輝のものまねで有名な芸人のM高史(33)が盲人ランナーの伴走を務めた。自身も2時間40分34秒の記録を持ち、障がい者スポーツ指導員の資格を持つなど伴走者としては折り紙付き。「ものまねの力が生きている」と、伴走する村上守さん(50)の歩幅やリズムを“完コピ”した。目標の5時間切りを達成し、「村上さんは初マラソンとは思えないくらい冷静でした。凄く気持ちよく走れました」と笑顔で話した。
○…バルセロナ五輪女子マラソン銀メダルの有森裕子さん(51)がゲストとして18回連続出場し、フルマラソンで11キロ地点まで走ると、その後はハイタッチでランナーと触れ合った。開会セレモニーでは「準備してきたことを発揮しましょう。疲れたら膝を上げる意識を。スタート前は腿に手を置いてさすりながら膝を上げ下げすると、体温が下がるのを避けられる」とアドバイスを送った。また君原健二氏(77)、中山竹通氏(58)ら往年の名ランナーが盲人の部で伴走を務めた。
4大会連続でオフィシャルパートナー(シルバー)となった三菱商事がブースを展開した。14年に設立した障がい者スポーツ応援プロジェクト「DREAM AS ONE.(ドリーム アズ ワン)」の取り組みを紹介。射的コーナーも設置して盛り上げ「障がい者スポーツを多くの人に知ってもらいたい」との思いを届けた。さらに社員約30人が給水ボランティア、2人が伴走、2人が救護ボランティアで参加。高橋勇市がフルマラソンB│1(全盲)男子で優勝した。
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