再春館製薬所 福島・広田組の退社発表「東京五輪でメダルを…非常に残念」

2018年04月24日 17:53

バドミントン

 今月30日をもって再春館製薬所を退社することが報じられた、昨年のバドミントン世界選手権女子ダブルス銀メダルの福島由紀(24)、広田彩花(23)組について、同社が24日、退社に関して見解を発表した。
 両選手については、3月末に退職届が提出されたといい、受理はしているものの、家族からの慰留を求める申し出があることから今月30日まで保留。このまま、両選手の意志が変わらなければ同日をもって退社する予定だという。

 一部で「再春館製薬所が移籍を認めない」と報じられた件については「そのような発表はしておりません」と否定した。

 今回の退社について同社は「地元熊本出身でもあり、東京五輪でのメダルを目指して共に頑張っていきたいという思いは強くあり、今回の退社の意向は非常に残念ではありますが、今後もバドミントン界を盛り上げていくために、頑張ってほしいと願っています」とコメントした。

 また、両選手が元監督の今井彰宏氏がスタッフとして所属している岐阜トリッキーパンダースに入団する意向とも報じられたが、この件についても言及。今井氏は今年2月末に本人の意志で再春館製薬所を退社していること、また、同氏の金銭的不正行為が発覚したため、17年1月に社内処分で監督を解任していたことも伝えた。

 さらに、今井氏の金銭的不正行為についてはさらなる不正事実が発覚しているといい、今月13日付で日本バドミントン協会に告発状を提出したことも明らかにした。

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