ペイサーズが圧勝 オラディーポがトリプルダブル 勝負は最終第7戦へ

2018年04月28日 13:41

バスケット

ペイサーズが圧勝 オラディーポがトリプルダブル 勝負は最終第7戦へ
トリプルダブルを達成したペイサーズのオラディーポ(AP) Photo By AP
 NBA東地区全体5位のペイサーズは27日、地元インディアナポリスで4位キャバリアーズを121―87(前半57―47)で下して3勝3敗。1回戦のこのカードは29日にクリーブランドで行われる最終第7戦に勝負が持ち込まれた。
 第2戦からの3試合でフィールドゴール(FG)の成功率が24・5%にまで低下していたビクター・オラディーポ(25)は19本中11本を決めて28得点。13リバウンドと10アシストも稼ぎ、サンダー時代を含めプレーオフ自身通算11試合目で初のトリプルダブルを達成した。ペイサーズの選手としてはマーク・ジャクソン(1998年)、ポール・ジョージ(2013年)に続いて史上3回目。身体能力を生かした豪快なダンクも披露するなど、第6戦ではエンジン全開となった。

 キャバリアーズは第3Q終了時点で25点差をつけられて完敗。レブロン・ジェームズ(33)はサディアス・ヤング(29)のヒジが顔面を直撃して左目の上に裂傷を追いながら奮闘したが、点差が開いた第4Qは出番なし。31分の出場で22得点、5リバウンド、7アシストという成績に終わった。勝てば1回戦勝利といいう「クローズアウト・ゲーム」は自身通算13試合目で初黒星。プレーオフすべてで続いていた連勝も「11」で止まった。

 キャバリアーズはペイサーズに対して今季4勝6敗。29日の最終戦に勝てば地区準決勝でラプターズと対戦するが、1回戦からエネルギーをフルに使う消耗戦を強いられている。第6戦で2ケタ得点を記録した先発選手はジェームズ1人。大黒柱による“一点集中オフェンス”では苦戦必至となるだけに、他の選手の奮起が不可欠になるだろう。

 <チーム記録>

 ▼FG成功率=キャバリアーズ(41・8%)、ペイサーズ(56・3%)

 ▼3点シュート成功率=キャバリアーズ(31・6%)、ペイサーズ(50・0%)

 ▼FT成功率=キャバリアーズ(56・3%)、ペイサーズ(57・1%)

 ▼リバウンド=キャバリアーズ(33)、ペイサーズ(44)

 ▼アシスト=キャバリアーズ(16)、ペイサーズ(27)

 ▼ターンオーバー=キャバリアーズ(15)、ペイサーズ(7)

 ▼速攻ポイント=キャバリアーズ(12)、ペイサーズ(35)

 ▼ペイント内ポイント=キャバリアーズ(32)、ペイサーズ(58)

 ◆ベンチスコア=キャバリアーズ(42)、ペイサーズ(46)

 <個人記録>

 ▼チーム最多得点=ジェームズ(キャバリアーズ=22)、オラディーポ(ペイサーズ=28)

 ▼チーム最多リバウンド=ラブ(キャバリアーズ=7)、オラディーポ(ペイサーズ=13)

 ▼チーム最多アシスト=ジェームズ(キャバリアーズ=7)、オラディーポ(ペイサーズ=10)

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